緑間・ケイニー・湊を生かす!伝統の「アウェイ戦術」とは

ケイニーも緑間もお安くはない重課金キャラなわけですが、アイリーンやルカ、焔に比べるとドリブルスキルがなく、思ったほど活躍できない!詐欺だ!

と思う初心者の方は多いかと思います。

シティダンク無印を経験している人なら瞬時にわかるのですが、この二人は完全なる「アウェイ用SG」なのです。

アウェイについては動画も結構上がっていて、無印からやることはほぼほぼ変わっていないので実践編はそういう動画を見ていただければいいと思います。

ここでは基本的な部分を文章とイラストで解説します。

スマッシュダンクの伝統「SGアウェイ戦術」の攻め方

ゴール下でダンク or ダブルクラッチができる PF・SF がボールを持ち、C が相手の G にスクリーンをかけて SG をフリーにすることを狙う戦術のこと。

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最も戦術論が発達したアメフトだと、こういう二択を迫るプレーを「オプションプレー(リードオプション)」といい、「〇〇の選手をキー(Key)にする」という表現をします。

ボールを持っている選手は、「キー」に設定した選手の位置と動き(初動)を確認してプレーを瞬時に選択します。

SGアウェイの場合、

  1. キーとなるF(まれにG)がカバーに追いつける場合
    →パスを出さずにキープ or 出してから戻して機会をうかがう
    Cはスクリーン、SGはセパレーション(相手から離れること)をがんばる。しつこさが重要。

  2. キー選手がカバーに追いつけなさそうな場合
    →SGに打たせる
    Cはリバウンドのために早めに中に戻る

  3. キー選手が完全に外のカバーに集中していて打てる隙がない場合
    →1on1状態になっているPF・SFで勝負するのが基本
    そうやって布石を重ねておき、キー選手が見かねてカバーにきたら外に出す(2のパターン)
    最強王者帯に近づくにつれて相手が外に寄ることが増えるので、Fには1対1の駆け引きで確実に点を取れる個の力と、チャンスを見極めてパスを出す判断力が求められる。もちろんCのスクリーン技術と、一瞬の隙をついて打つGの立ち回りも重要

  4. そもそも低ランクの試合でFがカバーに来ずにCが来る場合
    相手のCが外まで開いた時点で夏樹以外ならリバウンドでほぼほぼ勝てるようになるので、妨害でもブロックされなければ打ってもよい

アウェイ向きの構成・キャラクター

  1. F/G(ボールホルダー)
    ◎ 青峰、御影、黄瀬、The Player、赤司
    〇 ショウヘイ、ラン、火神、アキラ、矢吹、嶺姫
    △ バード、ヒカル
    × バーバラ、黒澤

  2. C(スクリーナー)
    ◎ ジェイク、夏樹、フレデリカ
    〇 クウェイ、ジェーン
    △ 豪己、シャーク、メイソン
    × キーン

  3. SG(シューター)
    ◎ 緑間、ケイニー、湊、森
    〇 BANG、ショーン
    △ 焔
    × トマス、アイリーン、レイカ

ボールを保持する役割は1on1で止められづらく、Gにある程度近い距離(低いパスを出せる距離)で粘れるキャラが向いている。つまり二択のダンク・レイアップスキル(ダブルクラッチやフェイクダンク)とミドルシュートがあるキャラ。ここの決定率が低いとそもそも相手が常時二人でSGにベタ付きしてしまうのでアウェイが成立しない。

Cは外でスクリーンをかけていてもリバウンドに戻りやすいジェイクや夏樹、バーストが打てる状態のジェーンなどが非常に相性がいい。Cなら共通スキル「両サイドスクリーン」があると効果倍増。逆にキーンやメイソンなどはゴール下の相撲取りなのであまり向いていない。

緑間とケイニーはGとしてほぼほぼアウェイ専門で、BANG とショーンもアウェイ適正がある。逆にアイリーンとレイカはボールをもらってすぐ打つタイプではないので向かない。

スマッシュダンク名物「アウェイ戦術」の守り方

初心者がまず徹底すべきことは、抜かれた・抜かれそうな味方のカバーにいく(3P に対する守備を担当する)のはCではなくF・Gである ということです。

Cがゴール下から離れるとリバウンドで圧倒的に不利になり、たとえシュートを妨害できたとしてもリバウンドを回収されると相手のドライブ(攻撃)が継続します。

F(G)が抜かれる→G(F)が棒立ち→Cが慌ててヘルプにいくが間に合わない→シュート落ちる→相手Cが余裕でリバウンド回収→最初に戻る

で、そうなると、いつかは妨害だろうが決まります。

away2

シティダンク無印ではキーとなるFがダブルクラッチのブロック(後飛び)も担当するのがセオリーで、守備の負担が最も大きいポジションでしたが、シティダンク2においては緑間とケイニーがだいぶ凶悪なので、3Pの守備を優先する機会が多いです。

そして、そうなると「(3Pさえ防げれば)2失点はしゃーない」というチーム戦術になって、つまりは「こっちが3Pを多く決めれば最終的に勝てる」というロジックになります。

そうやってシティダンク2ではPF・SFつまり 3P の危険性が低いスコアラーがあまり使われなくなっていったという背景があります(NBAと同様)。

アウェイ戦術の注意点

無印では、アウェイで攻める際のボールホルダーは「CF」というリバウンドもある程度とれるポジションが担当していました。

そのため、スクリーンをかけにいくCがゴール下まで戻れなくても、最悪の場合はCFが相手のCや夏樹とリバウンド勝負ができました。

しかし、スマッシュダンクではPFでリバウンドを取るのがほぼほぼ絶望的で、黄瀬・The Playerでアウェイをするときは0.01%くらいになります。

そういう背景もあって、ケイニーが出ただけではあまりアウェイに回帰する流れは来ませんでした。ただ、緑間はスクリーンの裏を走ると異常に足が速くなり、ロングレンジでも打てるので、緑間の実装によって再びアウェイが注目されているという感じです。

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